事象/ユースケース
バックアップの取得方法とその際の注意点について
リストア方法とその際の注意点について
解決策/提案
- バックアップ対象
- Liferayのディレクトリ
- アプリケーションサーバーのディレクトリ
- ドキュメントライブラリのディレクトリ
- データベース
バックアップ手順
- アプリケーションサーバを停止
-
$LIFERAY.HOME/
をバックアップ -
document_library/
をバックアップ(デフォルトから変更して、$LIFERAY.HOME/
内にディレクトリが存在しない場合) -
$TOMCAT_HOME/
をバックアップ(デフォルトから変更して、$LIFERAY.HOME
内にディレクトリが存在しない場合) - データベース をバックアップ
リストア手順
バックアップを行ったフォルダ/データベースを、バックアップ前と同じ状態に展開
※移行後に$LIFERAY.HOME/
のパスが変更になる場合、portal-setup-wizard.properties
内のliferay.home
の修正が必要になります
※データベースのユーザー/パスワードが変更になった場合、接続情報の修正が必要となります
その他
安全のため 「$LIFERAY.HOME
ディレクトリ以下の全て」 と 「データベースダンプ」のコールドバックアップの取得を推奨します。
バックアップ中にユーザーアクセスがあった場合、データベースの整合性が取れなくなる可能性があります。
そのため、バックアップを取得する際は、アプリケーションサーバーを停止した状態での取得を推奨しております。
Liferay DXPはモジュール管理にOSGiを採用しており、各種サービスを「OSGiバンドル」として扱います。
OSGiバンドルは、静的なWebサイト等におけるディレクトリ構造の考えとは異なるため、「ポートレット単位」といった括りのディレクトリ分けで管理されません。
そのため、ポートレット単位でのバックアップは想定されておりません。